このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
crashを使用するには、crashパッケージと適切なdebuginfoおよびdebuginfo-commonパッケージをインストールする必要があります。
必要なパッケージをインストールするには:
最新バージョンの
crashパッケージをインストールします。#
yum install crash調査する
vmcoreまたはカーネル用の適切なdebuginfoおよびdebuginfo-commonパッケージをhttps://oss.oracle.com/ol6/debuginfo/からダウンロードします。システムで実行中のUnbreakable Enterprise Kernelを調査する場合は、次のようなコマンドを使用してパッケージをダウンロードします。
#
export DLP="https://oss.oracle.com/ol6/debuginfo"#wget ${DLP}/kernel-uek-debuginfo-`uname -r`.rpm#wget ${DLP}/kernel-uek-debuginfo-common-`uname -r`.rpmシステムで実行中のRed Hat互換カーネルを調査する場合は、次のようなコマンドを使用してパッケージをダウンロードします。
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export DLP="https://oss.oracle.com/ol6/debuginfo"#wget ${DLP}/kernel-debuginfo-`uname -r`.rpm#wget ${DLP}/kernel-debuginfo-common-`uname -r`.rpm現在実行中以外の別のカーネルに関連する
vmcoreファイルを調査する場合は、次の例のように、vmcoreを生成するカーネル用の適切なdebuginfoおよびdebuginfo-commonパッケージをダウンロードします。#
export DLP="https://oss.oracle.com/ol6/debuginfo"#wget ${DLP}/kernel-uek-debuginfo-2.6.32-300.27.1.el6uek.x86_64.rpm#wget ${DLP}/kernel-uek-debuginfo-common-2.6.32-300.27.1.el6uek.x86_64.rpmノートvmcoreファイルがKdumpによって生成された場合は、次のcrashコマンドを使用して、バージョンを確認できます。#
crash --osrelease /var/tmp/vmcore/2013-0211-2358.45-host03.28.core2.6.39-200.24.1.el6uek.x86_64
次の例のように、
debuginfoおよびdebuginfo-commonパッケージをインストールします。#
rpm -Uhv kernel-uek-debuginfo-2.6.32-300.27.1.el6uek.x86_64.rpm\kernel-uek-debuginfo-common-2.6.32-300.27.1.el6uek.x86_64.rpmcrashに必要な
vmlinuxカーネル・オブジェクト・ファイル(名前リスト・ファイルとも呼びます)は、/usr/lib/debug/lib/modules/にインストールされます。kernel_version/

