このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

15.6 Apache仮想ホストの構成

Apache HTTPサーバーは仮想ホストをサポートしており、これは、同じホスト・マシンに対応する複数のIPアドレスまたはホスト名に転送されたリクエストに応答できることを意味します。 各仮想ホストは、異なるコンテンツを提供したり、異なる動作をするように構成できます。

仮想ホストは次の2つの方法で構成できます。

  • IPベースの仮想ホスト(host-by-IP)

    各仮想ホストには、IPアドレスとポートの独自の組合せがあります。 サーバーは、IPアドレスに応答してホスト名を解決します。 SSL (Secure Sockets Layer)プロトコルでの制限があるため、サーバーのHTTPSリクエストに対してHost-by-IPが必要です。

  • 名前ベースの仮想ホスト(host-by-name)

    すべての仮想ホストが1つの共通IPアドレスを共有します。 Apacheは、リクエスト内のホスト名を、構成ファイル内の仮想ホストのServerNameおよびServerAliasディレクティブにマップして、リクエストに応答します。

仮想ホストを構成するには、<VirtualHost hostname>コンテナを使用します。 また、構成した仮想ホスト間で、提供されたすべてのコンテンツを分割する必要があります。

次に、2つの仮想ホストに対する単純な名前ベース構成の例を示します。

NameVirtualHost *:80

<VirtualHost *:80>
  ServerName websvr1.mydom.com
  ServerAlias www.mydom-1.com
  DocumentRoot /var/www/http/websvr1
  ErrorLog websvr1.error_log
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
  ServerName websvr2.mydom.com
  ServerAlias www.mydom-2.com
  DocumentRoot /var/www/http/sebsvr2
  ErrorLog websvr2.error_log
</VirtualHost> 

詳細は、http://httpd.apache.org/docs/2.2/vhosts/を参照してください。