このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
ユーザーまたはカーネル・スレッドが、パラメータkernel.hung_task_timeout_secs
で定義した時間間隔より長くTASK_UNINTERRUPTIBLE
状態(D状態)でスリープしている場合の問題をトラブルシューティングできるようにするには、システムがパニックを起こし、分析用のvmcore
を生成するように、sysctlを使用してkernel.hung_task_panic
の値を1に設定します。
# sysctl -w kernel.hung_task_panic=1
kernel.hung_task_panic = 1
設定が有効であるのは、システムが再起動されるまでです。 設定をシステムの再起動後も維持するには、それを/etc/sysctl.conf
ファイルに追加します。 デフォルトの動作に戻すには、kernel.hung_task_panic
の値を0に設定します。
詳細は、第4.2.2項「カーネル・パラメータの変更」および第4.2.4項「カーネル・パニックを制御するパラメータ」を参照してください。