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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

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更新: 2016年12月6日
 
 

dircmp(1)

名前

dircmp - ディレクトリの比較

形式

dircmp [-ds] [-w n] dir1 dir2

説明

dircmp コマンドは、dir1dir2 を調べて、ディレクトリの内容についての情報を表形式で生成します。各ディレクトリに固有なファイルのリストが、すべてのオプションについて生成されます。オプションを指定しないと、両方のディレクトリに共通して存在するファイルの内容が同じかどうかを示すリストが出力されます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–d

両方のディレクトリで同じ名前を持つファイルの内容を比較して、2 つのファイルを一致させるために変更すべき箇所のリストを出力します。リストの形式については、diff(1) を参照してください。

–s

同じファイルについてのメッセージを抑制します。

–w n

出力行の幅を n 文字に変更します。デフォルトの幅は 72 文字です。

オペランド

次のオペランドがサポートされています。

dir1
dir2

比較するディレクトリのパス名

使用法

ファイルのサイズが 2G バイト (2 31 バイト) 以上ある場合の dircmp の動作については、largefile(5) を参照してください。

環境変数

dircmp の実行に影響を与える次の環境変数については、environ(5) を参照してください。LC_COLLATE、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

>0

エラーが発生した。(ディレクトリの内容の違いはエラーとはみなされません。)

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

cmp(1), diff(1), attributes(5), environ(5), largefile(5)