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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

印刷ビューの終了

更新: 2016年12月6日
 
 

tee(1)

名前

tee - 標準出力の複写

形式

/usr/bin/tee [-ai] [file...]

説明

tee は標準入力を標準出力およびゼロ以上のファイルにコピーします。オプションは、指定したファイルを上書きするか、または追加するかを決定します。tee ユーティリティーは出力をバッファーに格納しません。ファイルへの書き込みに失敗すると、tee はゼロ以外の終了ステータスで終了しますが、その他のファイルへの書き込みは継続します。

指定可能な file オペランドの数は、基盤となるオペレーティングシステムで制限されます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–a

出力はファイルを上書きするのではなく、ファイルに追加されます。

–i

割り込みを無視します。

オペランド

次のオペランドがサポートされています。

file

出力ファイルのパス名。

使用法

ファイルが 2G バイト (231 バイト) 以上ある場合の tee の動作については、largefile(5) を参照してください。

環境変数

tee の実行に影響を与える次の環境変数についての詳細は、environ(5) を参照してください。 LANG、LC_ALL、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。標準入力は、正常にすべての 出力ファイルにコピーされました。

>0

エラーが発生した。オープンできない、 またはステータスが得られないファイルの数。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準
standards(5) を参照してください。

関連項目

cat(1), attributes(5), environ(5), largefile(5), standards(5)