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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

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更新: 2016年12月6日
 
 

what(1)

名前

what - ファイルからの SCCS バージョン情報の抽出

形式

what [-s] filename...

説明

what ユーティリティーは、SCCS get コマンド (sccs-get(1) を参照) が @(#) ID キーワードに置き換えるパターン @(#) の出現を各 filename で検索し、">復帰改行文字\、または NULL 文字に続く部分を出力します。

オプション

次のオプションがサポートされています。

–s

パターンが最初に出現したあとに停止します。

使用例 1 SCCS バージョン情報の抽出

ファイル program.c の C プログラムに次の行が含まれていて、

char sccsid[ ] = " @(#)identification information ";

program.cprogram.oa.out を生成するようにコンパイルされている場合に、次のコマンドを実行します。

example% what program.c program.o a.out

結果:

program.c:

identification information

program.o:

identification information

a.out:

identification information

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

一致するものが見つかった。

1

一致するものが 1 つも見つからなかった。

環境変数

what の実行に影響を与える次の環境変数については、environ(5) を参照してください。LANG、LC_ALL、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
developer/build/make
インタフェースの安定性
確実
標準
standards(5) を参照してください。

関連項目

sccs(1), sccs-admin(1), sccs-cdc(1), sccs-comb(1), sccs-delta(1), sccs-get(1), sccs-help(1), sccs-prs(1), sccs-prt(1), sccs-rmdel(1), sccs-sact(1), sccs-sccsdiff(1), sccs-unget(1), sccs-val(1), sccsfile(4), attributes(5), environ(5), standards(5)

診断

SCCS コマンドの説明を表示するには、sccs-help コマンドを使用します。sccs-help(1) を参照してください。

バグ

what@(#) パターンの誤った出現を見つける可能性がわずかにあります。