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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

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更新: 2016年12月6日
 
 

dumpcs(1)

名前

dumpcs - 現在のロケールのコードセット一覧表を表示

形式

dumpcs [-0123vw]

説明

dumpcs は、ユーザーの現在のロケールに対応するコードセットの印字可能文字を 16 進数のコード値とともに表示します。ユーザーの表示端末はそのロケールの文字を表示できるものとします。オプションなしで起動した場合は、現在のロケールの印字可能文字をすべて表示します。

1 つ以上の数字オプションを指定した場合には、指定した コードセット番号に 対応する現在のロケールの EUC コードセット が、コードセット順に表示されます。非印字文字は、その文字が属しているコードセットに 固有な表示幅分の個数の ASCII スペース文字で 置き換えられ、非印字文字であることが直前のアスタリスク ( * ) で示されます。

オプション

–0

ASCII または EUC プライマリコードセットの文字を表示します。

–1

EUC 補助コードセット 1 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。

–2

EUC 補助コードセット 2 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。

–3

EUC 補助コードセット 3 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。

–v

「冗長」。非印字文字をリストしてコード表を表示します。このオプションがなく、非印字文字が 1 行以上連続した場合、最初の行の最初のカラムにアスタリスクがあるだけの 1 つの行で置き換えられます。

–w

コード値を、対応するワイド文字の値で置き換えます。

環境変数

環境変数 LC_CTYPE と LANG は、dumpcs の文字分類を制御します。dumpcs を起動すると、これらの環境変数は、 LC_CTYPE、 LANG の順にチェックされます。たとえば、 LANG を新しく設定しても LC_CTYPE の現在有効な文字分類にオーバーライドすることはありません。有効な値がない場合、文字分類はデフォルトで POSIX.1 の C ロケールに設定されます。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

localedef(1), attributes(5)

dumpcs は EUC ロケールでのみ使用できます。