Go to main content
マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

印刷ビューの終了

更新: 2016年12月6日
 
 

ypmatch(1)

名前

ypmatch - NIS マップ内の 1 つまたは複数のキーの値の出力

形式

ypmatch [-k] [-t] [-d domain] key [key]... mname
ypmatch -x

説明

ypmatch は、mname で指定された NIS のネームサービスマップ内の 1 つまたは複数のキーに対応付けられた値を出力します。mname は、マップ名またはマップのニックネームです。

複数のキーを指定でき、すべてのキーが同じマップ内で検索されます。これらのキーは、大文字と小文字を区別し同じ長さにしなければなりません。またパターン照合は使用できません。キーが一致しない場合、診断メッセージが生成されます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–k

キーの値を表示する前に、キー自体とコロン (:) を付けて出力します。

–t

マップのニックネームの使用を禁止します。

–d domain

デフォルトドメイン以外のドメインを指定します。

–x

マップのニックネームテーブルを表示します。このテーブルには、コマンドが認識しているニックネーム、および各ニックネームに対応付けられているマップネームが示されます。

オペランド

次のオペランドを指定できます。

mname

NIS's のネームサービスマップ

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

1

エラーが発生した。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/network/nis

関連項目

ypcat(1), ypfiles(4), attributes(5)

十分な数のファイル記述子が使用できない場合、ypmatch は yp 操作に失敗し、RPC エラーメッセージを出力します。このような場合は、ファイル記述子の数を増やす必要があります。