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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

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更新: 2016年12月6日
 
 

which(1)

名前

which - コマンドの検索と、そのパス名または別名の表示

形式

which [name]...

説明

which は、名前のリストを受け取り、それらの名前がコマンドとして指定されると実行される別名またはユーティリティーを特定します。

name オペランドは、それが別名である場合には、展開されます。それ以外の場合は、ユーザーのパス内で、name と一致する名前のユーティリティーが検索されます。別名は、ユーザーの .cshrc ファイルから取得されます。path は、現在のシェル実行環境から取得されます。

オペランド

次のオペランドを指定できます。

name

検索するコマンドの名前。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

>0

1 つ以上の name オペランドが見つからなかったか、エラーが発生しました。

ファイル

~/.cshrc

別名およびパス値のソース

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

csh(1)attributes(5)

診断

名前が複数の単語の別名である、または引数名で実行可能ファイルがパス内に見つからなかった場合に、診断が提供されます。

which ユーティリティーは、シェル内蔵コマンドではありません。

バグ

別名が依存する prompt 変数が設定されている ~/.cshrc ファイルを補償するため、which はこの変数を NULL に設定します。~/.cshrc が出力を生成するか、 prompt が設定されているときに入力を要求する場合、which は奇妙な結果を生成することがあります。