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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

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更新: 2016年12月6日
 
 

llc2_config(1)

名前

llc2_config - LLC2 インタフェースのパラメータの構成

形式

/usr/lib/llc2/llc2_config 
     [-P | -U | -d | -q | -i ppa | -r ppa]

説明

llc2_config ユーティリティーは、LLC2 サブシステムを起動/停止したり、LLC2 インタフェースのパラメータを構成したりするために使用されます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–d

デバッグモードをオンに設定にします。追加のデバッグ情報は表示されません。

–ippa

ファイル /etc/llc2/default/llc2.ppa を使用して、対応するインタフェースを初期化します。

–P

すべての /etc/llc2/default/llc2.* 構成ファイルを読み取り、そのファイルで定義されているデバイスを開いて、LLC2 がこれらのデバイスを使用するために必要なストリームを設定します。これを実行する前、llc2_config –q は何も表示しません。

–q

LLC2 サブシステムに照会します。LLC2 モジュールの下で使用可能なすべての PPA (物理接続点) に対して、次の例のような情報が表示されます。


PPA State  ID      MACAddr     Type    MaxSDU  MinSDU  Mode
 0   up   0000   0800208a217e ethernet  1500      0      3

次に、表示されるフィールドについて説明します。

PPA

インタフェースの相対的な論理位置。

状態

インタフェースの状態。

up

インタフェースは初期化され、動作しています。

down

インタフェースは LLC2 ドライバによって「検出され」、ブート時の診断情報を渡して、初期化を待っています。

bad

インタフェースは LLC2 ドライバに認識されていますが、ブート時に実行された整合性検査の 1 つまたは複数に失敗しました。これには、割り込み要求や共有メモリー競合の検出、またはレベル 0 の診断の実行中に検出された障害が含まれる可能性があります。

ID

インタフェース ID。

MACAddr

インタフェースで現在有効な MAC アドレス。

Type

MAC のタイプ。現在サポートされているタイプには次のものがあります。

csma/cd

10 メガビット Ethernet

ethernet

Ethernet タイプデバイス

tkn-ring

4/16 メガビットトークンリング

fddi

100M ビット光ファイバ分散データインタフェース

MaxSDU

このインタフェース上で転送される最大サービスデータユニットサイズ。

Mode

このインタフェースでサポートされるサービスモード。このフィールドは、/usr/include/sys/dlpi.h でも定義されている、サポートされるモードのビット単位の論理和で構成されています。

–r ppa

対応するインタフェースの初期化を解除します。このオプションを使用したあとに –i オプションを使用することによって、インタフェースに関連付けられたパラメータを変更できます。

–U

LLC2 サブシステムによって使用されたすべてのストリームを破棄します。これは –P オプションの逆です。これが実行されたあと、llc2_config –q は何も表示しません。

ファイル

/etc/llc2/default/llc2.*

LLC2 構成ファイル

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/network/llc2

関連項目

llc2_autoconfig(1), llc2(4), attributes(5), llc2(7D)

このユーティリティーは Oracle Solaris の将来のリリースから削除される可能性があります。