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マニュアルページ セク ション 1: ユー ザーコマンド

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更新: 2016年12月6日
 
 

shcomp(1)

名前

shcomp - ksh シェルスクリプトのコンパイル

形式

shcomp [-nv] [infile [outfile]]
shcomp -D [infile [outfile]]

説明

–D オプションが指定されていない場合、shcomp はシェルスクリプト infile を使用して、ksh が元のスクリプトと同様に読み取りおよび実行を行うバイナリ形式ファイル outfile を作成します。

スクリプトが読み込まれると別名が処理されます。変数の展開が必要な値を持つ別名定義は正常に動作しません。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–D
–dictionary

国際化のためにメッセージカタログに格納する必要がある文字列のリストが生成されます。

このオプションを指定すると、$ が前に付いた二重引用符で囲まれているすべての文字列が、1 行に 1 つのリテラルという形式で出力されます。リテラル $"foo" は、出力に "foo" と書き込まれます。これらは、国際化のためにロケール固有のバージョンに変換する必要があるメッセージです。

–n
–noexec

廃止された構成または準拠していない構成に対する警告メッセージを表示します。

–v
–verbose

infile から読み込んだ入力内容を標準エラー出力に書き込みます。

オペランド

次のオペランドがサポートされています。

infile

入力として使用される、シェルスクリプトを含むファイルの名前を指定します。

infile を省略した場合、シェルスクリプトは標準入力から読み込まれます。

outfile

出力ファイルの名前を指定します。

outfile を省略した場合、いずれのモードでも結果は標準出力に書き込まれます。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

>0

エラーが発生した。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
CSI
有効
インタフェースの安定性
下記を参照。

コマンド行インタフェースとシステム変数は「確実」です。コンパイルされたシェルコードの形式は「非公開」です。–D オプションの出力は「流動的」です。

関連項目

ksh(1), attributes(5)