unix2dos - ISO 形式から DOS 形式へのテキストファイルの変換
unix2dos [-ascii] [-iso] [-7] [-437 | -850 | -860 | -863 | -865] originalfile convertedfile
unix2dos ユーティリティーは、ISO 標準文字を DOS 拡張文字セット内の対応する文字に変換します。
このコマンドは、DOS または SunOS から呼び出すことができます。ただしファイル名は、コマンドが起動された環境の命名規則を満たさなければなりません。
元のファイルと変換後のファイルが同じ場合、unix2dos は変換後に元のファイルを書き換えます。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
キャリッジリターンを追加して、SunOS 形式のテキストファイル内のファイルの終わり文字を DOS の要件に合うように変換します。
これはデフォルトです。ISO 標準文字を、DOS 拡張文字セット内の対応する文字に変換します。
8 ビットの SunOS 文字を 7 ビットの DOS 文字に変換します。
i386 以外のシステムでは、unix2dos は、使用するコードページを特定するためにキーボードタイプの取得を試みます。そうでない場合、キーボードの種類はデフォルトで US です。使用するコードページを無効にするには、次のオプションを使用します。
米国英語のコードページを使用します。
複数言語のコードページを使用します。
ポルトガル語のコードページを使用します。
フランス系カナダ語のコードページを使用します。
デンマーク語のコードページを使用します。
次のオペランドは必須です。
DOS 形式に変換される、元の ISO 形式のファイル。
元の ISO ファイル形式から変換された、DOS 形式の新しいファイル。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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dos2unix(1)、ls(1)、attributes(5)
指定した入力ファイルが存在しないか、読み取り権が与えられていません。SunOS の ls –l コマンド (ls(1) を参照) で検査します。
指定された出力ファイルが無効であるか、あるいは、そのファイルまたはそのファイルを含むディレクトリの書き込み権がありません。また、ドライブが書き込み保護されていないか検査してください。
現在のドライブに十分な領域がないために、ファイルの変換中にエラーが発生しました。DIR コマンドを使用して、現在のドライブ上の領域を検査してください。また、デフォルトのドライブが書き込み可能であることを (書き込み保護されていないことを) 確認してください。このエラーが発生した場合、元のファイルは変更されません。
プログラムが、ファイル変換の最終段階を実行できませんでした。変換されたファイルは、前述のメッセージの 2 行目に示された名前で保存されます。